お風呂に「湯暖簾」をおススメする理由には、間切りとしての
役割を持たせることができるからです。
多くの方が裸でいることが多い空間であるため、
奥が見えてしまうのを防ぐ目隠しをすることは大切になります。
また大衆浴場や温泉、スーパー銭湯などでは男湯と女湯とを
識別する目印としても、のれんは重要なものになります。
実際によくオーダーされるのれんの種類には、ベースとなる生地に
白抜き文字を利用することで、多くの人にも気が付きやすく
解りやすい加工を施すことも多いです。
他にもおススメされる理由には、中の蒸気や暖かさを
外に逃がさない効果を得ることが可能な点もあります。
熱いお風呂から上がって、いきなり寒い場所に行くと
血圧の問題で体調を崩す恐れが存在します。
のれんを掲げておくことで、中の蒸気や暖かさを逃がすことなく
一定の温度を保つことができる場合もあります。
実際には奥が覗けないような透けない生地であれば、かなりの厚手の
生地になりますので、その効果までも得ることが可能です。
しかも防炎加工を施しておけば、火器を使用して誤って火災が
発生した時でも、燃え広がる原因になる恐れもない点もあります。
以前は薪などでお湯を沸かして、それが火災の一因にもなっており
それを防ぐことも可能です。
湯暖簾には透けない生地がうってつけ
湯暖簾を掲げる大きな目的の一つには、奥が外からでも
覗かれないような目隠しを行うことです。
大抵の温浴施設では入り口付近にそれを掲げておくことも多く、
着替え室の間の仕切りとして活用します。
着替え室は入浴する方が裸でいる空間になるため、それを覗かれないように
する対策は必要不可欠になります。
もちろん温浴施設がのれんをオーダーしたい場合は、透けない生地が
最適になり、そのためにはある程度の厚さを持った生地が重要です。
のれんをオーダーする上では、まずは白抜き文字などの生地のデザインが
カギを握ることも多く、他にも防炎加工の処理を施すかがポイントになります。
もっとも厚手があると当然、奥は覗かれにくいですが、着替え室の暖かさを
一定の温度に維持することも可能です。
それと掲げる場所の大きさも必要で、一般的には150~180cmまでの
縦長の大きさにする必要とします。
特に多くの人が集まるホテル・旅館・銭湯・温泉などで必須のアイテムになります。
場所に最適なように、各施設がデザインにこだわったものを
オーダーされることが多いです。
おススメされる綿生地に関しては、人気が高いのがシャークスキンであり
厚さもそこそこありながら、デザイン性とコストパフォーマンスに
優れているからです。
他にも厚手の存在するカツラギなども支持されています。
質感を確かめた上で最善の生地を選びましょう。