シルクスクリーンによる印刷
京都のれんでは、様々な方法でのれんを作っています。
その中の一つにシルクスクリーンという技法があります。
これは、型を作ってそれに顔料を使って印刷する技法です。
型を使うのできれいな印刷ができるのが特徴で、特に細かい
場合は写真製版で型を作る方法が適しています。
のれんのデザインによってどの方法を用いるべきかは
変わってきますが、作りたいのれんの希望を伝えれば、
最適な方法を提案してもらうことができます。
こちらでは、ネットから見積もりを出してもらうことが
できますが、そこで希望を伝えることができますし、
問い合わせも随時行うことができるので、もしわから
ないことがあれば相談してみましょう。
サイトでも細かい技法の紹介をしているので、それを
見ながら選んでみるのも悪くありません。
もちろん、デザイン次第で向き不向きがあるため、
実際に可能かどうかは直接確認しておく必要がある
ので、見積もりの際に可能かどうか聞きましょう。
印染めという手作業による伝統技法
印染めという技法もありますが、これは色を付けない
部分に印をつけて染めるという方法です。
京都のれんでは職人による染め抜きを行っていますが、
それはこの方法も用いています。
具体的には、色を付けない部分に糊を置いて、
地の色を染めていきます。
手作業で行うので、しっかりとした品質を確保すること
が可能です。
通常は、手作業で行う場合はあまり細かいデザインには
向いていませんが、こちらでは手作業とは思えない美しい
染めを実現しているそうで、利用者から驚きの声が上がって
いるとのことです。
そのため、美しい仕上がりに期待したい方もこちらを
選んで問題ないでしょう。
この方法は耐光には弱いですが、摩擦に強いとのことなので、
擦れる可能性のある場所にのれんを使う場合にはこれを
選ぶのもありです。
色は依頼に合わせて調合するので、細かいカラーの要望にも
応えてもらうことができます。
紙媒体で色を送れば、再現することも可能だそうです。